2026.08.05
約1年の充電期間を経て再オープン!手打ちの田舎そばが名物の会津若松市の「強清水 千本蕎麦」 新メニューも登場!
名物は、そばと天ぷら。
会津若松市河東町にある「強清水 千本蕎麦」です。
会津若松市河東町にある「強清水 千本蕎麦」です。
1971年創業 |
名物の田舎そばは、店主の馬場 千枝子さんが毎朝手打ち。
父から受け継いだ、店の味 |
そばの実の黒殻を残したまま製粉する「ひきぐるみ」のそば粉を使っています。香りと噛みごたえが強く、素朴な味わいです。
黒みがかった色合いも特徴の一つ |
千枝子さんの父・粂夫(くめお)さんが初代として始めた「千本蕎麦」。特に夏休みや年末年始などは、駐車場に入る車の行列ができるほど人気で、朝から晩まで年中無休で営業していました。
小学生の頃から店の手伝いをしてきた千枝子さん。東京の大学で服飾を学ぶも、卒業後は先代の強い要望により店の後継ぎとして会津に帰郷。ペースメーカーを入れたことでそば打ちができなくなってしまった粂夫さんに代わり、「やらなきゃならない」と必死で店を守ってきました。
小学生の頃から店の手伝いをしてきた千枝子さん。東京の大学で服飾を学ぶも、卒業後は先代の強い要望により店の後継ぎとして会津に帰郷。ペースメーカーを入れたことでそば打ちができなくなってしまった粂夫さんに代わり、「やらなきゃならない」と必死で店を守ってきました。
家族のお楽しみ、思い出の場所として来店するお客さんも |
夫・直文さんと力を合わせて東日本大震災もコロナ禍もなんとか乗り越えてきましたが、建物の老朽化や物価高などが重なり、閉店を決意。一番の理由は、「ママ、まだ仕事終わらないの?」という娘・千羽(ちはね)さんの言葉を耳にしていた中で感じた「今の娘との時間を大切にしたい」という思いでした。
そして、去年3月31日、多くの人に惜しまれながら54年の歴史に幕を下ろしました。
そして、去年3月31日、多くの人に惜しまれながら54年の歴史に幕を下ろしました。
自分の気持ちに素直に… |
しかし、お客さんからの問い合わせは多く、お盆中など期間限定で何度か店を開くこともありました。そうする中で、千枝子さんの気持ちに変化が。
進む道を粂夫さんに決められることが多かった人生。今年になって「私、ここにあるな」と店が自分のものになったと感じた瞬間があり、店を「やらなければならない」から「やりたい」に変わっていったと言います。
進む道を粂夫さんに決められることが多かった人生。今年になって「私、ここにあるな」と店が自分のものになったと感じた瞬間があり、店を「やらなければならない」から「やりたい」に変わっていったと言います。
「続けていきたい」と心から思えた |
約1年の充電期間を経て再び決意したのは、ことし4月の再オープンでした。
長年一緒に厨房に立ってきた千枝子さんの母・和子さんは「2人に最初から任せていたので、どっちでもいいよと言っていたんですけど、店は主人が始めたことなので、再オープンはやはりうれしかったですね」と話します。娘も応援してくれています。
「自分が出したいものを出したい」という思いから、再オープンを機に新メニューも考案しました。その名も「冷しきつねとたぬきのぶっかけそば」。
長年一緒に厨房に立ってきた千枝子さんの母・和子さんは「2人に最初から任せていたので、どっちでもいいよと言っていたんですけど、店は主人が始めたことなので、再オープンはやはりうれしかったですね」と話します。娘も応援してくれています。
「自分が出したいものを出したい」という思いから、再オープンを機に新メニューも考案しました。その名も「冷しきつねとたぬきのぶっかけそば」。
守っていきたい味をアレンジしてメニュー化 |
丸ごと1枚の大きなお揚げは、千枝子さんの母・和子さんがおかずとして炊いてくれていたもの。甘じょっぱくて、なんとも言えないやさしい甘さが広がります。
「このお揚げを、そばにのせたらおいしいんじゃない…!?」とイメージがどんどん湧いてきて、すぐに試作を始めたそうです。前向きになったことで、スピード感もアップしました。
「このお揚げを、そばにのせたらおいしいんじゃない…!?」とイメージがどんどん湧いてきて、すぐに試作を始めたそうです。前向きになったことで、スピード感もアップしました。
大きなお揚げと出汁がよく合う |
もう1つの新メニュー「そば屋のコングクス」は、冷たい豆乳のスープをベースにした、韓国の夏の麺「コングクス」をアレンジしたもの。1日10食限定です。
韓国の夏の定番 |
千枝子さんの家族にとっても、お客さんにとっても大切な場所「千本蕎麦」。楽しみに足を運ぶお客さんの声が背中を押し、「続けていきたい」という素直で前向きな力を込めて、新しいステージに立ちました。一度離れたからこそわかる、再発見できたものもあるはずです。
そばがなくなり次第、営業終了。夫婦2人で営業しているため、提供に時間がかかることも。余裕をもってお出かけください。
Chu!PRESS編集部
そばがなくなり次第、営業終了。夫婦2人で営業しているため、提供に時間がかかることも。余裕をもってお出かけください。
Chu!PRESS編集部
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