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福島中央テレビ(FCT)

2025.05.21

「県民の気持ちが結実した最高の結果」全国新酒鑑評会 福島県3年ぶりに「金賞」受賞数日本一 

日本酒の出来栄えを競う「全国新酒鑑評会」の結果が21日に発表され、福島県は金賞の獲得数が3年ぶりに日本一となりました。

特に優れたお酒に与えられるのが「金賞」です。
福島県は2022年まで9回連続でこの金賞の受賞数が日本一でした。ただ、この2年間はその座を山形県や兵庫県に明け渡していたのです。

午前10時、緊張の瞬間がやってきました。まずは福島県、16の銘柄が金賞を獲得!
ライバルとなる他の地域の集計も急ぎます。果たして、結果は…。
*福島県酒造協同組合 渡部謙一会長「1位ですね。」

去年のトップだった兵庫県と同数ではありましたが、見事、福島県が3年ぶりに金賞の受賞数が日本一に輝く快挙を達成しました!

吉報は福島県観光物産館(福島市)にも…
*県観光物産交流協会 守岡文浩理事長「酒蔵など関係者の皆さんに拍手を送りたい。おめでとうございます。(一同拍手)」
観光物産館の櫻田武館長。今年はお手製の垂れ幕を堂々と掲げることができました。

金賞を受賞した日本酒もさっそく売り場に。
*お客さん「自分たちが飲んでる酒が日本一になるのは何より。お客さんが来たときも言えるでしょ、これ日本一の酒だからと。」
*県観光物産館 櫻田武館長「うれしい、県民の気持ちが結実して最高の結果。」

今や世界にも誇れる福島の日本酒。ただ今回の酒造りは並々ならぬ作り手の知恵と技術が詰まっているようです。
*県日本酒アドバイザー・鈴木賢二さん「ここ10年の中で(酒米として使われる)兵庫県の『山田錦』が最も硬い年だった。」
記録的な暑さとなった去年の夏。その暑さは酒米にも大きな影響をもたらしました。
水の量を調節したり細やかで洗練された職人の技があったり。それらが実を結んで今回の快挙となりました。

金賞を受賞した酒蔵も、ほっと胸をなでおろしているようです。
*奥の松酒造19代当主 遊佐丈治さん「良かったなと思いました。」
*奥の松酒造 杜氏 殿川慶一さん「ほっとしたというか、安堵しました。」

おととしまで14回連続で金賞を受賞していた二本松市の「奥の松酒造」。去年は惜しくも金賞を逃していただけに喜びもひとしおです。

コロナ禍で落ちた日本酒の需要も回復傾向にあり、最近では海外への輸出も増えているそうで、今回の受賞がさらなる追い風になると期待しています。
*奥の松酒造 杜氏 殿川慶一さん「努力して切磋琢磨して金賞を取り続けて全国に名を知らしめたい。」
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