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2022.07.25

道路として認められていない土地




お世話になります。
千信不動産の赤間です。


昔からある住宅地に見受けられるのですが、
それぞれ自分の土地に道をつくって使用している場合、
建築基準法の道路に該当しない場合があります。

 
今回、お客様から依頼された土地もそのような状況でした。
市役所にて確認したところ、
その土地は昔からある通路ということで、
建築基準法の道路としては、
認めないという事でした。

 「建築基準法の道路に認めない」ということは、
建替えや新築することが出来ないということで、
将来そこの土地は、不毛となってしまい
価値のないものとなってしまいます。


空家がふえている理由は、
こういった事が原因となっている場合もあるのでしょうね。

 
では、「何か方法はあるのか?」
問いかけたところ、

 
「現在、そこの土地を所有している方に
道路として使用することに同意してもらい、
かつ、測量、設計、排水計画等の図面を作成し、
道路協議書を提出してください」

と紙を3枚渡されました。

 
「それで、同意がもらえたとして、
図面提出したら道路として認めてくれるの?」

との質問に、

「図面・現地をみて判断する。」

とのことです。

この市役所とのやりとりどう思います?

 

土地所有者から同意をもらえるよう交渉するのは、
仲介業者として尽力できますが、

 
測量、設計、排水計画等の図面等は、
測量業者・設計業者に依頼しなくてはできないので、
結構なお金がかかります。

 

では「誰が払うの?」

 
それが大きな問題となり、
同意が認められたとしても、
結局、不毛となってしまいます。

 
仮に、お金をかけて作成したとしても、
市役所で認められなかったら
本末転倒です。


今、日本の各地域で空家問題が大きく取り上げられています。

それなのに、こういった問題を解決するために発生した費用負担を
民間人に丸投げする行政の在り方に疑問を感じます。


こういったことが相続放棄へとつながっていくのでしょう。

 
これからの先行きを考えると、
このような土地がたくさん出てくるはずです。

 代替わりとなり相続した土地・建物にこのような問題がありましたら、次のようなことを考える必要がでてきます。

簡単には売却できないこと、土地・建物の管理義務、固定資産税等…………

 
仲介業者として知恵を絞り提案し、住民と共に明るい未来を創るお手伝いをするのも

私たちの仕事です。