2024.02.07
院長のひとりごと「インプラント治療後のメインテナンスが重要(歯科衛生士の役割)」
インプラント治療後のメインテナンスのお話になります。
当院では、個室のインプラント用オペ室を完備しており、治療を受けるにあたり各分野の専門医が役割を担っています。
なぜなら、一人ひとりの患者さんに合った治療は、担当歯科医の力だけでは成り立ちません。
優れた医療スタッフがプロジェクトを組み、患者さんと三位一体となったチーム医療を行うためです。
今となっては、インプラント治療の技術・設備も進化し成功することが当たり前になってきましたが、注意しなければいけないのは、治療後です。
それは、お口の中の細菌に対して自分の歯は免疫細胞が戦ってくれますが、インプラントにはそれがありません。
歯が出来て噛みだしてからは、お口の環境が変わるので常に清潔に保たなければいけません。
その中でも、歯科衛生士はインプラント治療後の患者さんに対して下記のような重要な役割があります。
1. 口腔内の清掃
インプラント周囲炎は、インプラント治療後の最大の敵です。インプラント周囲炎は、歯周病と同じように、歯垢が原因で起こる炎症です。炎症が進行すると、インプラントを支える骨が溶け、インプラントが脱落してしまうこともあります。
2. インプラントの状態の確認
インプラントの状態を確認し、問題があればドクターに報告し早期に発見・治療することが重要です。視診、触診などを行い、インプラント周囲の骨の状態やインプラント体、上部構造の状態を確認します。
3. 患者さんへの指導
インプラント治療後の患者さんには、適切な口腔ケアの方法や食生活に関する指導を行うことが重要です。歯科衛生士は、患者さんの口腔状態や生活習慣に合わせて、個別の指導を行います。
4. その他
上記以外にも、歯科衛生士は、患者さんの不安や疑問に答えたり、治療計画の調整に協力したりすることもあります。
最も安心なのは、定期的に通院しメインテナンスをしていただくことです。
インプラント治療後は、定期的に歯科医院に通い、歯科衛生士によるメインテナンスを受けることが重要です。
一般的には、半年に1回のペースで検診を受けることをおすすめします。
このように、当院では質の高い治療をご提供することで、患者さんへの不安を払拭し、安心と成功を達成します。
当院では、しっかりと治療後も歯科衛生士が患者さんのサポートをしてまいりますのでご安心ください。
インプラントを検討している方や他院で骨が足りない、以外にも神経が近い、上顎洞までの距離が近いなどで、インプラントが出来ないと断られて悩んでいる方がおりましたら、どんな些細なことでもかまいません。
私たちの長年の実績・信頼から、最新の治療法を導き出し対応が可能です。
ご相談は、お電話もしくはお問い合わせフォームから当院までお気軽にご連絡ください。
きっとお役に立てることでしょう。
いいね!
いいね!