いつもご利用いただき誠にありがとうございます。
この度より、お店やフルーツに関するよくあるお問い合わせ・ご質問にお答えするコーナーを設け
お客様に青木やフルーツについてもっと知っていただきたい、広めたいと思い始めました。
その第一弾としてよくあるお問い合わせと致しまして
「りんごを切ったら中が変色(茶色く)なっていた」
というご質問・お問い合わせにお答えしたいと思います!
りんごの旬の時期は秋~冬にかけてで、10月~12月が一般的に美味しいとされる時期でございます。
霜が降り始めると品種によっては蜜入りとなり、甘味がより強く贈答品としても重宝されます。
ふじりんごやジョナゴールドといった品種は比較的貯蔵性に優れるため、今では年中お召し上がりいただけるフルーツでございます。
当店で販売しているサンふじ・ふじりんごはおおよそ「CA貯蔵」という方法で管理されたものを入荷・販売しております。
※「CA(controlled atmosphere)貯蔵」とは果実や野菜の貯蔵法の一種。庫内空気中の酸素を減らして二酸化炭素をふやし,かつ温度を低くする貯蔵法で,呼吸作用を抑制して青果物に含まれる糖や酸の消耗を防止するので,普通の冷蔵に比べて鮮度の保持期間が大幅に延長される。りんごの貯蔵法として研究・実用化され,その後ナシ,洋ナシ,カキなどにも利用されており,他の食品についても研究が進められている。 ( コトバンク CA貯蔵参照 https://kotobank.jp/word/CA%E8%B2%AF%E8%94%B5-71900)
他にも貯蔵方法はございますが、このような技術の進歩により、長期保存が可能となったりんごが旬ではない時期に出回る理由の一つでございます。
しかし、こちらの貯蔵リンゴにはある欠点がございます。
それは長期貯蔵している間に果肉が酸化してしまい(主に蜜の部分)、変色してしまうことです。
これを「蜜褐変」「内部褐変」と申しますが、こちらは外見・音からは判断することが非常に難しく、切ってみるまではわからないというのが現状です。
そういった理由でフルーツショップ青木いわき泉店では、今の時期のりんごを贈答用には不向きであるため、ご自宅用にのみおすすめいたしております。
万が一、お買い上げいただきすぐのりんごが変色していた場合は、
新しいものと交換、またはご返金させていただきますので、
レシートと現物(もしくは写真)を店頭にお持ちいただきますようお願い申し上げます。
以上で、第一弾「りんごを切った時の変色している理由」についてでした(^^)