【常磐・草木台地区】
本日ブログ担当の沼田です
近頃は暖かい日があったり凍えそうな日があったり
忙しいお天気ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
タイトルにもありますように、今回から幾度かにわたって
弊社が施工させて頂いております、
いわき市植田町のH様邸の現場の様子をお伝えしていこうと思います
築40年の入母屋日本家屋の立派なお家。
水廻りはもちろん、普段裸足で歩いたり直接肌が触れる身近なお部屋も
生まれ変わらせます
まず最初に取り掛かるのは…
お施主様のご希望をくみ取りながら、お家の状態を考慮しながらのお打ち合わせ。
使える部分と新しくする部分を熟考してご予算に応じたプランを練っていきます。
プランが決まったらいよいよ着工!
弊社では工事の安全を祈って、酒と塩でお清めをさせて頂きます。
日本ならではの風習、大切にしたいですよね
今回の工事は水回りの解体から。
ここからがちょっと重要なことなんですが…
シロアリの被害が多いのって水廻りなんです。
シロアリって?って思う方もいらっしゃるとおもうので少し解説します。
日本には約22種類のシロアリが生息しており、
羽のついたものから木の中にトンネルを作って進むもの等、数多く存在します。
どの種類にも共通して言えることは木の中にあるセルロースという成分を栄養とすること。
シロアリは木を食べて生きているわけですね…
木を食べるということはお家を食べられちゃうってことです。
恐ろしいですね
このことを頭の片隅においていただきながら本題に戻ります
こちらが脱衣所と浴室。
脱衣所は人が乗ると床が抜けてしまうほど弱っていました。
浴室はタイルの在来工法で寒暖差でのヒートショック引き起こす危険性があります。
こんな具合に壊していくと下地の木材が見えてきます。
ここで注目していただきたのが、明らかに部分的に痛んでいる木材があること。
こちらですね。
これがシロアリの被害です。
木がボロボロに食い荒らされています。
こちらは洗濯機が置いてあった部分です。
茶色の波模様のようになっているのはシロアリが通った道、蟻道です。
くぼみになっている部分がシロアリたちが食い荒らした痕跡です。
これを放置しておけば、家じゅうの木材が食い荒らされ家が崩れてしまう心配もでてきます。
ここが脱衣所と浴室のあった部分で、シロアリ被害にあっていた部分はすべて取り除き
補修が必要な箇所は修繕を施します。
システムバス設置の為の土間コンクリートを打ち、排水給水設備も新しく生まれ変わっていきます
もちろん、健康な柱等はそのままに、新しい木材で壁や床、構造を作り上げていきます。
取り除いた木材
今回最後にリビングとキッチン。
いまは一枚の壁が2部屋にしていますがひろびろとした1部屋に生まれ変わります。
リビング
解体前
解体後
キッチン
解体前
解体後
リビングとキッチンは比較的、シロアリの被害はすくなかったようです。
シロアリはお家のガンとも呼ばれており、早期発見がとても大事で
早くに対処できれば被害をとどめることができます。
ただシロアリはこのように見えない部分にいるケースがほとんど…
我が家が心配…という方がいれば、弊社無料点検行っておりますのでお気軽にお問合せ下さい
そしてこれからどんどん生まれ変わっていく植田町H様邸のご様子をお楽しみに